研修・教育体制

患者さんに対する看護は看護師個人の自己流ではあってはいけないですし、時代とともに変化していきます。そのためには、エビデンスという根拠に基づいた看護を実践していく必要があります。
ふくやま病院看護部では、新人教育や中途採用者教育の徹底、各種勉強会・学研メディカルサポートによるインターネット教育にも取り組むことで看護記録の内容を充実させ、看護の標準化や専門性を追求しています。

キャリアアップ

【院内集合研修】

医療安全や感染・褥瘡、接遇などの勉強会については、看護部だけでなく医師やコメディカルスタッフなどと一緒に、外部講師による講義形式やグループワークを通じて、定期的に実施しています。

2019年度の場合

・医療安全勉強会(個人情報保護)
・感染対策勉強会(手指衛生、インフルエンザ・ノロウイルス感染症)

【看護部研修】

看護部では、部署をまたいだ教育プロジェクトや部署内の教育担当主導のもと、教育計画を立て、部署内の課題に見合った研修プログラムを実施しています。

(看護師対象)
2019年度の場合
・がん看護について
 がん終末期における浮腫のケア、麻薬の取扱いについて、麻薬について(ヒドロモルフオン製剤、タペンタドール)について、カウンセラーの取り組み、緩和ケアから退院支援、家族ケア、エマニチュードという考え方、専門的緩和ケアを担う看護師に求められるもの
・認知症
・褥創予防・管理ガイドライン(局所治療と皮膚保護ケアのトピックス)
・入退院支援
・口腔ケア

(看護補助者対象)
2019年度の場合
・介護技術
 オムツのあて方、身体清拭の方法、入浴時洗身の手順、感染対策と対応、体位変換、食事介助・口腔ケア、安全・安楽な移乗

【e-ラーニングの導入】

当院では、株式会社学研メディカルサポートによる看護師向け講義のネット配信サービス「学研ナーシングサポート」を導入しています。
院内はもちろん、自宅でも最新の看護手順やエビデンスをいつでも確認でき、e-ラーニング機能で学習することができます。
また、看護行為の一つ一つの手順を動画で正しく確認することができます。
看護師の自己研さんに利用するだけでなく、e-ラーニングを活用したグループワークを実施するなどして、看護の標準化を図っています。

【個人目標の管理】

当院では病院目標や看護部目標・課目標に基づき、職員1人1人の能力や適性にあった個人目標を設定しています。
年2回の目標面談時に個人目標の達成度合いを確認し、その達成度合いに応じて、看護協会関連及び看護系学会主催の研修などの教育研修プログラムを個々に提示し、参加できるように支援しています。

マネジメント研修(管理者)

スタッフが働きやすく、やりがいを持って仕事をするためには、管理職による適切なマネジメントが不可欠です。
管理職のマネジメント力をつけるため、課題に応じた研修を実施しています。

2019年度の場合
・医療安全勉強会…医療事故調査について
・人事評価者研修…人事評価の方法を学ぶ
・ハラスメント研修…職場におけるハラスメントの概念や対策、指導者のポイントを学ぶ

新人教育

各部署で看護課長が中心となり、職員個々に合わせた教育計画を作成しています。
その作成した教育計画に基づき、各部署での教育担当者が中心となり、先輩職員全員でサポートしています。

中途採用

過去の経験や能力も個々により異なる中途採用者については、入職時に各々の経験や能力をチェックシートにより把握しています。その上で、個人の能力・経験に見合ったスキルを発揮しながら、キャリアアップに取り組んでいます。
また、当院では電子カルテを導入しているため、電子カルテ操作に不安のある場合は、事前にフォローアップも行っています。