内視鏡

当院では消化管内視鏡検査を行っています。

消化管内視鏡検査には、
①上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
②下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
があります。

いずれの検査も一度受診して説明を受けていただくことにより、不安なく受けることができます。

①上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、口または鼻から内視鏡を挿入し、これらの内腔を観察します。
昔から「胃カメラ」と言われてきたものです。

■ 概要
・経鼻内視鏡では、鼻の通過をよくする薬を点鼻・噴霧します。また麻酔薬により鼻の中を麻酔し、のど麻酔を追加することもあります。

・その後、検査台の上で左側を下にして横向きに寝ます。細い内視鏡が鼻から挿入され、食道・胃・十二指腸の内腔を観察します。

・異常を疑う病変が存在した場合に生検=病理組織検査(顕微鏡下で悪性細胞の有無を調べる)を行うことがあります。

・通常、検査は10~15分で終了します。

・食道がん、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などの病気の発見に有用です。

■ 注意点 
【前日までの注意】
検査実施施設から指示された夕食終了時刻をお守りください。

【当日の注意】
検査当日は絶食にして、胃内部に食物が付着していないようにします。
空腹時に検査を行いますので、インスリン注射や血糖降下薬は検査当日実施前には使用できません。

■ 参考
現在明石市の胃がん健診は血液検査でのABC検診が行われています。ABC検診でB、C、Dと判定された方は、内視鏡検査での精密検査が必要です。

②下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

下部消化管とは直腸、結腸を指し、肛門より内視鏡を挿入して内腔の観察を行います。

■ 大腸ポリープ、大腸がんについて
大腸ポリープ、早期大腸がんはほとんどの場合無症状です。
一般的に腫瘍性ポリープが数年間をかけて徐々に大きくなり、大腸がんに移行していくタイプが、大腸がんの9割を占めるといわれています。

そのため、無症状な大腸ポリープ、がんの検査法として弁潜血検査が行われています。

健診などの便潜血検査で陽性になった場合には、必ず大腸内視鏡検査を受けるようにしてください。

最近では正常の大腸粘膜から直接がんが発生する場合もあるとされ、そのタイプの大腸がんは、早期に浸潤・転移するたちの悪いタイプのがんであると考えられており、定期的な検査の重要性が示唆されています。

特に、血の繋がった親、兄弟、子供に大腸がんになった人がいると、そうでない人に比べて2~3倍大腸がんになりやすいといわれています。

そのため、特に40歳以上の方、また40歳以下でも親族に大腸がんと診断された方は、定期的に大腸内視鏡検査を行い、早期発見に努めることをお勧めします。

■ 注意点
【前日までの注意】
野菜、海藻など繊維の多い食物を控え、前日の夜に下剤を飲んでいただきます。

【当日の注意】
朝食は取らずに、普段の内服薬の原則的には内服しないでください。
大腸の中を空っぽにするための、下剤を飲んでいただきます。
下剤は病院で飲んでいただくことも、ご自宅で飲んでから来院して頂くこともできます。

ふくやま病院の内視鏡検査について

当院では女性医師2名による内視鏡検査(胃・大腸)を行っており、女性でも安心して検査を受けていただくことができます。

(ただし、検査の曜日が決まっております。)

また、経験と技術をもった看護師がサポートに入り、患者への負担が少なくなるよう配慮しています。

譜久山博子
譜久山慶子

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