今回のCOVID-19病棟発生におけるQ&Aについて
この度、8/17にCOVID-19が病棟にて発生したケースにおいて、皆様から寄せられるよくある質問をまとめています。
ご不明な点がありましたら、お電話またはお問い合わせフォームにてお問合せください。
2020年8月24日時点
問:外来診療(リハビリを含む)はどうなっていますか?
答:保健所に相談した結果、感染に配慮(手指衛生やマスク着用、環境清掃消毒)を行いながら通常診療を継続しています。
① 感染が判明した患者様と他の患者様・付き添いの方々の接触がないこと
② 濃厚接触した職員は、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性であったこと
以上のことから、院内における感染の危険性はありません。濃厚接触の職員は、保健所の指導の下、潜伏期間を考慮し、自宅待機をとっているため、一部外来の体制に十分でないところがありますので、ご了承ください。受診予約の変更・電話診療での投薬の希望などがありましたら、受付もしくは電話にてお申し出ください。
問:入院はできますか?
答:3階一般病棟につきましては、新規入院患者の受け入れを停止していましたが、院内の感染のリスクがないことを確認しましたので、随時受け入れを再開していきます。
4階緩和ケア病棟の入院受け入れは、継続して行っています。
問:入院患者の面会はできますか?
答:市中での新型コロナウイルス感染症患者の増加を考慮し、当院では現在、原則として面会を禁止しています。病院から来院をお願いした場合や、担当医が病状等から面会が必要と判断した場合には、その限りではありません。
問:入院・外来通院中の患者・家族・面会者ですが、感染の可能性はありませんか?感染していないか心配なので、PCR検査はしてもらえますか? その際の費用は出してもらえますか?
答:新型コロナウイルス肺炎と診断された患者様と、他の患者様・ご家族との接触がないことを確認しています。また、濃厚接触した職員についても、保健所の指導の下、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性でしたので、職員からの感染の危険性はありませんので、当院ではPCR検査は行いません。体調不良がある患者様は、ご連絡ください。
問:発熱・倦怠感が発生した場合、貴院でPCR検査をしてもらえますか。
答:現在、当院の発熱外来は診療体制の調整のため、休診とさせていただいています。ご不便をおかけしますが、まずは、かかりつけ医または最寄りの保健所へお問い合わせください。また発熱外来再開時期については、今後の状況を踏まえ病院正面玄関への掲示およびホームページでお知らせします。
問:「発症患者が入院していた」とホームページに掲載されていた8月17日~19日に外来やリハビリに通っていましたが、大丈夫ですか?いつまで家族との接触を控えるほうがいいですか?
答:新型コロナウイルス肺炎と診断された患者様と、他の患者様・ご家族との接触がないことを確認しています。また、濃厚接触した職員についても、保健所の指導の下、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性でしたので、職員からの感染の危険性はありません。職員は、日常的にマスク着用、手指衛生の徹底、健康チェックを行い就業しています。市中での感染者は増加しているので、手洗い、熱中症に注意しながらのマスク着用、3密を避けた生活様式にご配慮ください。
問:「発症患者が入院していた」とホームページに掲載されていた8月17日~19日に外来やリハビリに通っていました。その後、熱が出たり風邪症状があります。医療機関を受診した医療費は貴院で支払ってもらえますか?
答:新型コロナウイルス肺炎と診断された患者様と、他の患者様・ご家族との接触がないことを確認していますので、感染の危険性はないと考えます。当院で医療費をお支払いすることは出来かねます。
問:訪問リハビリは受けても大丈夫でしょうか?
答:感染者とリハビリ職員の直接の接触はございません。濃厚接触の職員についても、保健所の指導の下、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性でしたので、職員からの感染の危険性はありませんので、ご安心ください。
職員は、日常的にマスク着用、手指衛生の徹底、健康チェックを行い就業しています。市中での感染者は増加しているので、手洗い、熱中症に注意しながらのマスク着用、3密を避けた生活様式にご配慮ください。
問:デイサービスの利用や医療機関の受診の際に、ここ最近の状況を聞かれ、ふくやま病院にかかっていることを伝えたら断られました。どうしたらいいですか?
答:新型コロナウイルス肺炎と診断された患者様と、他の患者様・ご家族との接触がないことを確認しています。また、濃厚接触した職員についても、保健所の指導の下、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性でしたので、職員からの感染の危険性はありません。その旨をサービス機関、医療機関へお伝えください。
問:誰が濃厚接触者ですか?
答:個人情報にかかわることはお伝えすることはできません。保健所と連携し、適切な対応をとっています。
問:濃厚接触した職員は就業しているのですか? どのような対応をとっていますか?
答:濃厚接触した職員は、保健所の指導の下、約2週間の自宅待機とし、2回のPCR検査を実施します。2回目のPCR検査の陰性結果をもって就業を再開します。
問:感染が心配なので、退院(もしくは施設へ戻る)をもう少し延期してもらえませんか?
答:新型コロナウイルス肺炎と診断された患者様と、他の患者様・ご家族との接触がないことを確認しています。また、濃厚接触した職員についても、保健所の指導の下、自宅待機とし、接触後2日後のPCR検査は陰性でしたので、職員からの感染の危険性はありません。退院の時期は担当医にご相談ください。
問:新型コロナウイルス感染症および疑いがある患者にどのような感染防止対策をしていますか?
答:当院では新型コロナウイルス感染症と診断された、または疑いのある患者様の受け入れは行っていません。すべての患者様に対し、標準感染予防策(手指衛生、必要に応じたマスク・手袋・エプロン・グローブ・ゴーグルの着用など)を徹底し、必要に応じて飛沫感染予防策・接触感染予防策・空気感染予防策を講じています。
問:新型コロナウイルス感染症の患者が出てから、TVで目にするような大掛かりな病院内の消毒はされましたか?
答:新型コロナウイルス感染症だけでなく、すべての感染症対策としての環境清掃で大切なことは、よく手が触れる場所(手指の高頻度接触面)を重点的に清掃することです。床や天井といった場所は、感染者の手が触れる場所ではないので、ウイルスは付着しません。付着したとしても他の人が触れることがないため、感染源にはなりません。新型コロナウイルス感染症に対して、病院全館をTVで目にするような大掛かりな消毒をすることは必要ありません。感染者が使用された病室は、適切な環境清掃消毒を行っています。また全館において、手指の高頻度接触面を中心に、毎日、環境清掃消毒を行っています。
問:感染拡大を防止するために、どのような対策をとっていますか?
答:管轄のあかし保健所と連携を図り、以下の対応をとっています。
・ 発症患者様との接触度合いを評価
・ 病棟における相互の接触の制限
・ 濃厚接触者と判断される職員の同定と自宅待機・PCR検査の実施
・ 当該病棟職員の健康管理の徹底
・ 原則面会禁止の継続
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