ごあいさつ
当院が現在の場所、山陽電鉄の西新町駅前に新築移転し、ひらがなの「ふくやま病院」として新たな歩みを始めてから、間もなく10年の節目を迎えます。
移転当時、私たちは「また来てねと言える病院」というコンセプトを掲げました。それは日常と医療・介護が心地よくつながり、病気でなくてもふらっと立ち寄れる「健院」でありたい。そして地域と深く関わり合える「かかりつけ医+α」な病院でありたいという、私たちの強い願いから生まれたものです。
この10年間、当初描いた未来図とは少しずつ形を変えながらも、スタッフや地域のみなさまの手によって、ふくやま病院らしい素敵なつながりがいくつも芽吹いてきました。リハビリの一環として始まった「園芸療法」、そして収穫した野菜を使ったりワークショップを行ったりする「こども食堂」、本を通じて地域の人たちと交流を深める「まちライブラリー」など、病院の枠を超えた愉しさにあふれる活動が広がっています。
これからも当院は、予防や生活支援から、病気・けがの診療やリハビリテーション、そして人生の最期を穏やかに調える緩和ケアまで、「このまちにはふくやま病院があるから安心だ」と感じていただけるコミュニティホスピタルを目指してまいります。
スタッフ一人ひとりが遊び心とゆとりを持ち、地域のみなさまと共に愉しみながら、すこやかな未来を育みつづけてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和8年7月
医療法人社団医仁会ふくやま病院
理事長・院長 譜久山剛